日本ハム大谷翔平投手(23)が約1カ月半ぶり今季2度目、本拠地では初の先発登板に挑み、4回途中4失点で降板した。

 3回まで無安打投球も、1点リードの4回。先頭今宮への四球から迎えた、1死二塁。柳田に160キロ直球を中前に運ばれ、同点にされた。なお1死一、二塁からは福田に3ランを浴び、マウンドを降りた。3回1/3を64球で、3安打3四球4失点。「全然、良くなかったです、最後(福田の本塁打)も、真ん中でしたし」と悔しがった。

 この日の最速は160キロ。初回に1度、4回に3度計測し、球場をどよめかせた。今季初登板だった前回7月12日オリックス戦(京セラドーム大阪)では最速158キロで、2回途中4失点で降板していた。それだけに「まだまだですけれど、ただ(前回登板より)進歩はしていると思います」と前を向いた。