日本ハム栗山英樹監督(56)が大谷の50日ぶりの先発登板に一定の評価を与えた。3回1/3を3安打4失点で降板した内容に「前に進む部分もあった。投げる形は思った通り。ほんとにスタートなんでね」と、アクシデントなく終わったことも含めて納得。4失点で2敗目となったが「点を取られたのは、翔平が悪いというより、こっちが悪い」と、責めなかった。次回登板については「体の状態を見ながら。いくつかのパターンがある」と、話すにとどめた。

 試合は追い上げ及ばず、連勝が5で止まった。大谷の後を受けた2番手以降の中継ぎ陣が無安打無失点リレーで勝機をつないだが、打線はあと1点が遠かった。「こういう結果なので、すいません。勝ちたかった」と、悔しさをにじませた。