【セ・リーグ】

◆DeNA3連勝、宮崎が延長サヨナラ弾&田中健1勝

<DeNA1-0ヤクルト>◇6日◇横浜

 DeNA先発は飯塚、ヤクルトは原樹。小雨の中、立ち上がりから両投手とも走者を出しても粘り、3回まで両軍無得点。

 両投手は中盤も持ち味を発揮。飯塚は低めフォークボールを徹底。原樹は左右の揺さぶりで的を絞らせず、ともに6回まで無失点。

 飯塚、原樹とも7回を投げ無失点で降板。両軍とも継投に入った。中継ぎ陣が互いに譲らず、延長戦に入った。

 DeNAは11回、先頭の宮崎が左翼席へ12号サヨナラ弾を放ち、3連勝。田中健が初勝利。4位巨人とのゲーム差を2・5に広げた。ヤクルト松岡は初黒星。

◆中日大野2安打完封で6勝目、巨人田口は3敗目

<巨人0-4中日>◇6日◇上毛新聞敷島

 巨人は田口、中日は大野が先発。中日は2回1死一、三塁から高橋の中犠飛で先制。巨人は3回まで無得点に抑えられた。

 中日は6回2死一、二塁で谷の2号3ランで8連勝中の田口から追加点を奪った。大野は6回まで2安打無失点の好投を続けた。

 巨人は田原、池田、中川と継投で反撃の機会をうかがったが、中日は大野が2安打完封で6勝目。巨人田口は3敗目を喫した。

◆広島会沢サヨナラ打で5連勝M10 阪神連夜の惨敗

<広島4-3阪神>◇6日◇マツダスタジアム

 阪神は2回に中谷が19号ソロを放って先制。広島は3回まで毎回安打を放つも、阪神岩田の前に無得点に終わる。

 中盤6回までは広島中村祐、阪神岩田による投手戦の展開。広島は6回まで4安打無得点。阪神も2安打1得点に終わる。

 阪神は7回、8回に追加点も、広島が8回に一挙3得点で同点に追いついた。試合は両チーム譲らず、延長戦に入った。

 広島は11回1死二塁から会沢が右越え適時打でサヨナラ勝ち。5連勝で優勝マジックを10に減らした。広島一岡が5勝目。阪神石崎が1敗目。

【パ・リーグ】

◆ソフトバンク6連勝でM10!オリックス2連敗

<オリックス0-8ソフトバンク>◇6日◇ほっともっと神戸

 ソフトバンクは1回に今宮が先制ソロ。3回には柳田の適時打とデスパイネの3ランを加え、オリックス山田をKOした。

 ソフトバンクは6回にも1死満塁から高谷が走者一掃の左中間二塁打。オリックスは武田に抑えられ、8点の大差で終盤へ。

 ソフトバンクがそのまま勝って6連勝。優勝マジックを10に減らした。先発の武田は5勝目。オリックスは2連敗となった。山田は3敗目。

◆ロッテ連敗2でストップ 西武は終盤反撃も及ばず

<西武7-8ロッテ>◇6日◇メットライフドーム

 両軍の先発投手が順調な立ち上がり。西武岡本は3回まで2安打無失点、ロッテのチェンは3回まで4安打無失点に抑えた。

 ロッテはペーニャ、吉田、中村の1発攻勢で6回までに5得点。西武は3点差の6回に外崎の2点適時打で追い上げ終盤に入った。

 西武は3点差の8回に栗山の9号ソロ、9回に浅村、栗山の適時打で2点を入れ、同点に追いついた。試合は延長に突入した。

 ロッテは10回1死一、三塁からペーニャの犠飛で勝ち越した。その裏、成田、田中靖とつないで無失点に抑え、連敗を2で止めた。内が5勝目。田中靖は今季初セーブ。西武増田は5敗目。