阪神陽川尚将内野手(26)が同点となる今季1号ソロを放った。

 1点を追う7回に代打を告げられ、打席へ。代わったばかりの広島一岡の2球目を、107キロのカーブをスイングすると、打球はバックスクリーン左にまで届いた。

 「打ったのはカーブ。代打での打席だったので出塁することを考えて、ストライクゾーンに来たら思い切って振ろうと思っていました。最高の結果になってくれて良かったです」

 起用した金本監督もベンチで両手をたたき、喜びを表現した。

 陽川は今季2軍で102試合に出場し、打率2割8分2厘の成績を残していた。長打力も発揮しており、21本塁打をマークしていた。