右足腓骨(ひこつ)骨折からの復帰を目指す阪神メッセンジャーが23日、故障後2度目のブルペン投球を行った。捕手を座らせ、変化球を交えながら40球を黙々と投げ込み「あと1回ブルペンに入って、次には実戦(のステップ)にいけたらと思う」と復帰プランを示した。

 また、この日は故障後初の投内連係に取り組んだ。前日22日には金本監督が「バント処理せんでいいと言ってもいいけどな。投げるだけでいい」と珍指令を出していたが、本人は「完全に筋力は戻ってきている。痛みもなく満足している」と順調そうな様子。この調子が続けば、27日ウエスタン・リーグ広島戦(甲子園)での先発登板が有力視される。