阪神掛布雅之2軍監督(62)が、今季最終戦のウエスタン・リーグ広島戦(甲子園)でラスト采配を振るい、就任後最多の16得点の猛攻で有終を飾った。
<掛布監督との一問一答>
-2年間が終わった
掛布2軍監督 早かったですね。選手たちには申し訳ない気持ちもあるんですが、2年という契約で球団に入ったものですから。
-就任で驚いたことは
掛布2軍監督 60歳で2軍監督を受けたので、本当に子ども以下、孫の世代の選手たちと一緒に野球をやるということでしたね。
-育成のモットーは
掛布2軍監督 選手に変われというよりも僕たちがある程度変わっていってやらなければいけない部分がある。僕らが距離を縮めてあげなきゃいけない部分もある。その中で変えてはいけない幹みたいなものがあると思うんですね。
-特に大切にしたこと
掛布2軍監督 選手たちとの距離感をつめてあげることが、大切なのかなと、2年間で感じていました。
-次の2軍監督へ
掛布2軍監督 次の指導者の方にバトンを託して、いいファーム、いい1軍という形のチームをつくっていただいて、日本一になる。広島のように時代をつくっていかなければ。そのために頑張ってもらいたい。