左手親指付け根を剥離骨折し離脱していたソフトバンク内川聖一外野手(35)が、復帰初安打を適時打で飾った。

 1点リードの3回、2死一、二塁。オリックス山岡のスライダーを左中間へ運んだ。「前の打席、チャンスで凡退(三ゴロ併殺)してしまったので、この打席は、絶対に打ってやろうと思っていた」。

 2軍戦5試合に出場し、この日ようやく2カ月ぶりに1軍に復帰。残り4試合で実戦感覚を取り戻し、ポストシーズンに備える。