広島が今シーズンの全日程を終えた。最終戦は先発岡田が乱調。打ち合いとなった末に敗れた。だが勝率6割3分3厘は球団史上最高となった。2日から2日間の休養を挟み、クライマックスシリーズへ向けた調整を再開する。試合後の広島緒方孝市監督(48)の談話は以下の通り。

 

 -岡田が乱調

 緒方監督 残念です。あの結果と内容ではね。ミニキャンプとかいろんなことをやらせたけどね。残念な結果に終わってしまった。

 -中村祐も中継ぎで登板させた

 緒方監督 岡田がこんな状態だったら、他の選手にチャンスがいくだろうし。ただ、だからと言って、何人もいるわけじゃない。祐太の場合は今回初めて中(中継ぎ)からのスタートで。入りとかはまあ良かったので。そこらへんはクライマックスは、先発を含めたメンバーには入ってくる内容だと思うけどね。

 -投手陣は現状を優先か

 緒方監督 もちろん。今季のシーズン当初からの実績というのはある程度考えなくちゃいけないけど。現状でね、いいものを出してくれる選手を優先して、こっちも選んでいきたいと思う。

 -今後の調整は

 緒方監督 終わったばかりだから2日間、コンディションを整える休養をとってもらって。練習を再開して、練習試合も3つほどある。その前後にも実戦をやっていこうと思う。時間がありそうで、そんなに余裕はない。1日1日の練習で、確認事項を大切にしながら、CSに向かっていきたい。