みやざきフェニックス・リーグに参加する中日の選手が8日、中部国際空港から出発した。10日まで1軍の試合があるため、初戦の9日から参加できるメンバーだけが移動した。

 7月から独立リーグ香川に派遣されていた浜田智博投手(25)は宮崎出身。14年ドラフト2位で九産大から入団し、3年で1試合登板と伸び悩んでいるが、昨年手術した左手が全快。今季は育成契約になり、派遣先の香川では主に抑えとして20試合(32回3分の2)に投げ、防御率0・55と活躍した。

 「いい経験ができた。フォームも固まり、意図した球が投げられるようになった。向こうで出せたものをこっち(NPB)でも出したい」と本領発揮を楽しみにしていた。