DeNAが2年連続クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(S)進出を決めた。DeNAアレックス・ラミレス監督は5点差のセーフティーリードも、守護神・山崎康を9回のマウンドへ送った。

 「点差はあっても阪神のホーム。全く安心はしていない。僅差勝負だと勝ちパターンの継投にした」。

 セで3試合制のプレーオフ、CSの初戦を落として進出を決めたのは、過去10年でわずか1チームだった。

 「僕はジンクスや験担ぎを信じない。選手たちがネバーギブアップで戦ってくれたおかげ」。

 1年間チームはいつも明るかった。

 「今年初日からこの日までいいときも悪いときもあったが、いつも明るく同じ環境をつくってくれた。本当に選手たちには感謝したい」。

 昨季に続くファイナルS広島ラウンドに向けて。

 「広島での戦いは全く違うものになる。この3試合はもう、関係ない」。