「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が26日、都内のホテルで開催され、史上最多の高校通算111本塁打の早実・清宮幸太郎内野手(3年)は、高校生最多タイの7球団競合の末、日本ハムが交渉権を獲得した。

<指名アラカルト>

 ◆高校生最多競合 清宮の7球団競合は95年福留(PL学園)に並ぶ高校生史上最多。野手の7球団は大学、社会人を含めても福留と並ぶ史上最多。

 ◆高校生捕手の抽選 中村(広陵)が最初の入札で抽選。高校生捕手の1位抽選は外れ1位で66年第2次の荒武康博(報徳学園=2球団)、95年の原俊介(東海大相模=2球団)、今回の村上(九州学院=3球団)がいるが、最上位では初めて。

 ◆高校生捕手の1位2人 中村と村上が1位。ドラフトの分離開催(66、05~07年)を除き、高校生捕手の1位2人は84年の中村武志(花園-中日)大久保博元(水戸商-西武)以来2度目。

 ◆兄弟 巨人5位指名の田中俊太内野手は広島田中広輔(13年ドラフト3位)の弟。兄弟指名は34組目。

 ◆早大ストップ 大竹耕太郎投手がソフトバンクに育成ドラフトで指名されたが、通常ドラフトでは指名なし。早大からの連続指名(通常ドラフト)は同一チームとして史上最長の9年で止まった。