ソフトバンクは28日、ヤフオクドーム内の球団事務所で育成の吉本祥二投手(24)、伊藤大智郎投手(24)に来季の契約をしないことを通告した。

 11年ドラフト2位で入団し、育成3年を含む6年プレーした吉本は「今季、状態が上がらず覚悟はしていました。今は野球を続けようという気持ちにはなっていません」と引退する考えを明かした。育成では異例の7年在籍した伊藤大は「球団に感謝しています」。4月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術を受け、全治1年で現在リハビリ中。現役続行の気持ちは強いが、トライアウトは受験できない状態だ。