侍ジャパンの西武多和田真三郎投手(24)が、先発へ意欲を見せた。「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」(11月16~19日、東京ドーム)に向けて9日、宮崎合宿がスタート。

 初日からブルペンへ入り、普段はバッテリーを組まないオリックス若月健矢捕手(22)を座らせ23球を投じた。稲葉篤紀監督(45)が見つめる中「監督を意識はせず、6割くらいの力で体を慣れさせた」と直球にスライダー、カットボールを織り交ぜた。エースナンバー「18」を背負う右腕は「捕手には少しずつ自分のいいところを伝えていきたい。もちろん先発で投げてみたい」と意気込んだ。