西武ドラフト1位の明大・斉藤大将投手(22)が、同じ左腕の菊池に弟子入りを志願した。斉藤にとって、最多勝、最優秀防御率を獲得したエースは憧れの存在。ともに、スライダーが勝負球の1つで「左投手で一番。いいお手本が目の前にいるので取り組み方とか、いろんなことを学んで近づいていければ」と目を輝かせた。担当の竹下スカウトからは「左の先発投手として」と期待を込められ、決意を新たにした。

 縁起の良い場所から、プロ人生をスタートした。19日は都内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円、年俸1500万円プラス出来高払いで合意(金額は推定)。写真撮影の際には、ロッテ石川が13年の仮契約時に鳴らした鐘を鳴らした。1年目に新人王を獲得した右腕と同じ門出に「(新人王を)狙っていきたいです」と意欲。日本ハム1位の早実・清宮との対戦にも「やってみたいです」と心待ちにした。【久保賢吾】