オリックスは18年のドラフト1位候補に大阪桐蔭・根尾昂(あきら)内野手(2年)と藤原恭大(きょうた)外野手(2年)を挙げ、密着マークを実施する。

 根尾はまだまだ成長を見込める遊撃手で、球団関係者は「先輩の中田翔(日本ハム)のように大学生、社会人でできることが今できている」と評価。藤原はチーム待望の1番打者候補になる。関西担当は同校OBの谷口スカウトというパイプを生かし、地元の逸材を徹底マーク。高校生の1位指名が実現すれば、12年の大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手(阪神)以来となる。