西武辻発彦監督(59)、平井克典投手(26)、源田壮亮内野手(24)が2日、埼玉・所沢の西武所沢店で「選手とファンの集い」に参加し、ファン150人と交流した。

 トークショーでは、辻監督のマイクがさえた。源田が昨季、21失策を犯したことが話題となり「致命的なのは、なかったんですけどね。でも、21個! チームの25%ですか」とジャブ。司会者から、1ケタにして欲しいか聞かれると「もちろん、0が一番いいけど、無理なこと。エラーするたびに、虫の死骸をベンチにぶら下げますか。バッタとか、カマキリとか」と、源田の虫嫌いをネタに笑いを取った。

 源田も「それだったら、エラーはないです」と苦笑いだった。

 もっとも、辻監督の信頼は厚い。「送球は一番、安定している。ミスをしても切り替えて、打席に入ると結果を出すのが、源田の良いところ」。さらに「エラーは結果だから。いくらでもある。切り替えること。凡ミスをしなければいい。優勝すればいいんだから」と、失策数自体よりも、プレー全体を見た評価をしていくつもりだ。