巨人ドラフト1位の中大・鍬原拓也投手(21)が3日、奈良・橿原市内にある、中学時代に所属していた橿原磯城シニアグラウンドで始動した。

 気温3度と寒空の下、ランニングやダッシュ、軽めのキャッチボールなどで約1時間、汗を流した。中学卒業以来、7年ぶりに同シニアグラウンドで始動し「懐かしい気持ちでいっぱい。よくここで走ったな、という思い出があります」としみじみ。年末年始は初詣に行かず、実家でおせち料理を食べ、体を休めた。新人合同自主トレへ向け「緊張とわくわく、両方の気持ちがある。ケガをしないことを第一に、いろいろなことを試していきたい」と意気込んだ。