海外フリーエージェント(FA)宣言して日本ハムから移籍した中日の大野奨太捕手が11日、沖縄県宮古島市で自主トレーニングを公開し「常に進化していたい。個人的にはキャリアハイ(自己最高)の成績を目指してやっている」と意気込みを語った。

 昨年10月に右肘を手術した影響で、リハビリメニューを消化しながら下半身強化に重点を置いている。「まだ(送球の)強度を上げる段階ではない。2月1日に向けて徐々にやっていけたら」と焦りはなかった。15日の合同自主トレーニング初日に合流する予定で「しっかりコミュニケーションできるようにしたい」と話した。

 ともに練習した谷元圭介投手は「充実している。キャンプインに打撃投手ができるような肩に仕上げる」と明るい表情だった。