東京6大学リーグの立大が15日、埼玉・新座市内の同大グラウンドで始動した。昨春のリーグ戦を18年ぶりに制し、6月の全日本大学野球選手権も59年ぶりに制覇。攻撃陣では笠松悠哉、大東孝輔、山根佑太ら主軸が抜ける一方で、投手陣は田中誠也投手(2年=大阪桐蔭)、手塚周投手(2年=福島)、中川颯投手(1年=桐光学園)ら、経験豊富なメンバーが残る。

 松崎健造主将(3年=横浜)は「ミーティングでは、結果に貪欲になっていこうと話をした」と明かし、日本一を目標に掲げた。昨秋のリーグ戦でベストナインを獲得した藤野隼大捕手(2年=川越東)は昨年の大学日本代表合宿に参加。同い年の慶大・郡司裕也捕手(仙台育英)を意識し「とどまっていたら、成長はないと思うので、(他選手を)参考にしながら、しっかり自分の糧にしていければ」と話した。