阪神金本知憲監督が「鬼のノック」を藤浪ら若手投手陣に浴びせた。サブグラウンドでの特守に足を運び、自らノックバットを振った。

　「これから疲れが逆に、一番出てくる頃じゃないかな。第１、第２クールは。第３クールくらいから、慣れてくるパターンもある」。

　その他の一問一答は以下の通り。

　－サブグラウンドで藤浪らにノックを行った

　金本監督　気持ちを込めてノックしました。

　－藤浪もしんどそうだった

　金本監督　しんどいフリをしているだけ（笑い）。

　－打撃投手で対岩貞の大山は充実した打撃だ

　金本監督　実戦じゃないけど投手の球を打って、出とるわね。糸原とか大山はいきなりでもカンカンカンカン打ち返すし、どちらかといえば真っすぐに弱い高山と中谷はやっぱりとらえるのに時間がかかったね。でも高山とか、割と対処していた方だと思うけどね。

　－新外国人モレノの位置づけはドリス、マテオが疲れたときのバックアップ要員か

　金本監督　そうなってくれればいいけどね。

　－使えそうか

　金本監督　どうだろうなあ。対左バッターがどうかなというところがあるね。やはり落ちるボールがないと、なかなか…。

　－才木が打撃投手に登板したが疲れもあったか

　金本監督　悪くはないけど、特別良くはない印象。でも、ネットがあると投げにくいよね、投手は。フリー打撃だから、そんなに抑えにいっているわけじゃないから。判断しにくいですね、あそこでは。