阪神金本監督が3日、「鬼のノック」を藤浪ら若手投手陣に浴びせた。サブグラウンドでの特守に足を運び、自らノックバットを振った。

 岩貞、松田、才木も参加し約1時間、111本を左右にゴロで打ち分けると、ユニホームは泥でまみれた。「気持ちを込めてノックしました。たまに刺激として、違う人のノックでも受けさせようかなと」。昨年11月の安芸キャンプでもノックするなど、節目で引き締めてきた。「これから疲れが逆に、一番出てくる頃じゃないかな。第1、第2クールは。第3クールくらいから、慣れてくるパターンもある」。明日5日は初の休日。アメとムチを使い分け、ナインを鍛え上げる。