神奈川の名勝負は横浜の勝ち? 中日の沖縄・北谷キャンプで4日、東海大相模出身の小笠原慎之介投手(20)がフリー打撃に登板した。

 打席には横浜出身の福田永将内野手(29)。最初はフォームのバランスを確認しながら投げていた小笠原だが、体が温まり、フォームにも問題がないことを確認した終盤はエンジン全開。「うりゃ~」と大声で出しながら直球を投げ込んだ。だが、福田も負けじと強振。“本気”の対決は場外を含む3本塁打を放ち、長打性の当たりを連発した福田に軍配が上がった。

 小笠原は「横浜の勝ちです。きれいにもっていかれました。サク越えだけは打たれたくないと思ってちょっと力が入りました。直球がどこまで通用するか確認したかった。。いい機会に恵まれました」と最速142キロのフリー打撃登板をさわやかに振り返った。