阪神の沖縄・宜野座キャンプ第1クールが4日、終了した。金本知憲監督(49)は最初のクールを振り返り「思っている以上に選手が動けてますし、しっかりシーズンオフを過ごしてきてくれたかなと」と順調な滑り出しに満足顔だった。

 投手、野手でそれぞれ目についた選手について問われると「投は秋山とか岩貞も良くなっていましたし、小野、あとは藤浪ですね。かなり、まとまってきている感じがします。打は大山、中谷、高山も良くなっています。ルーキーの島田は面白いですね。将来、非常に可能性のある選手ですね」と目を細めた。

 注目の新外国人ロサリオにも期待感あふれるコメントを並べた。「第1クールですが、あれだけ振れていますし、動きの方も一塁守備のグラブさばきがうまい。何より、すごく考えて試合に挑むタイプなので、クレバーな打者かなと思います」。

 5日の練習はオフ。第2クールは6日から始まり、7日には今キャンプ初の紅白戦を予定している。