中日のドラフト1位、鈴木博志投手(20=ヤマハ)が9日、沖縄・北谷キャンプで初めてフリー打撃に登板した。

 最速157キロ右腕は最初の打者堂上の初球に内角直球でバットをへし折った。2球目からは球が上ずり、5球連続高めのボール球。それでも次第に持ち直して、最後は制球もまとまった。堂上、井領に対して計47球を投げた。

 「初めてのプロの打者に立ってもらい、いつも以上に緊張したし力が入りました。ブルペンのマウンドとは高さと硬さが違った。対応できるようにしないといけない」と自己評価は控え目だった。