ヤクルトの梅野雄吾投手(19)が9日、チーム一番の快速球を見せた。紅白戦に白組の2番手として3回からマウンドへ。両軍で合計6人の投手が登板した中、最速となる151キロの直球を披露した。

 「強い球は放れました。だけどストライクが入らず、簡単にストライクが取れなかった。次回はそういうところを見せないようにしたい。奥村さんに対して、2ストライクから三振が取りたいと力んだ。そういう欲をなくさないと」。

 2回で4三振を奪いながらも3安打で2失点。力強い直球は見せたが、結果には満足していなかった。【ヤクルト担当 斎藤直樹】