日本ハム田中豊樹投手(24)が8日(日本時間9日)、打撃投手を務めた6投手の中で一番、バットを折った。横尾と対戦し、20球を投げて2本のバットを粉砕。「ツーシームです。オフから練習してきた球です」と、右打者のインコースを突く、磨いてきた球種でバットの芯を外した。

 「横尾に聞いたら、けっこう動いていると言っていたので良かった」と、狙い通りの変化を見せた自分の球にも納得。「いい感じで投げられました」と、手応えを深めた今季初の打者に対する投球だった。【日本ハム担当 木下大輔】