今季、5年ぶりに日本ハムに復帰した鶴岡慎也捕手(36)が順調に投手陣とのコミュニケーションを深めている。ブルペンでは投球を受けた投手に熱心にアドバイス。

 若手が多い投手陣にも「1軍で勝負できる球を投げている投手は多い」と、手応えも感じている。かつて在籍していた当時から、チームの顔ぶれは様変わりしたが、栗山英樹監督(56)は「ツルは本当に頼りにしている」と、絶大な信頼は変わらない。若いチームの中で精神的支柱となるべく、ベテランがアリゾナの青空の下で躍動している。【日本ハム担当 木下大輔】