阪神岩貞、小野、才木が今日11日の練習試合・DeNA戦(宜野座)に先発枠をかけて登板する。3人とも3イニングの予定。それぞれ2イニングを投げた7日の紅白初戦に続くアピール登板になる。

 先発で先陣を切る岩貞は一昨年10勝を挙げながら、昨年5勝10敗と苦しんだ。それだけに金本監督も「アピールが必要。昨年の状態ではなかなかローテに入れるわけにはいかない」と結果を求める方針。岩貞も「(競争という)そういう意識を持ってしっかり自分の投球をしたい。しっかり腕を振って打者の胸元を突いていけるか」と目の色を変えて課題を口にした。

 プロ1年目の昨年2勝を挙げた小野や2試合で1ホールドを経験した才木にとっても、腕試しの絶好機だ。筒香ら中軸3人は欠くものの、リーグ屈指の強力打線。才木は「自分のできることをしっかりやるだけです」と気持ちを引き締めた。