ロッテのドラフト1位、安田尚憲内野手(18=履正社)に台湾メディアが熱視線を送った。今日17日からのラミゴとの交流試合を前に、5社10人の台湾メディアが石垣島キャンプを来訪。カメラに囲まれた18歳は「注目してもらえることに感謝しながら、プレーでアピールしたい」と笑った。

 台湾の野球ファンの間では、日本ハム清宮とともに知られた存在。今日新聞の呉政紘記者によれば「大物新人として台湾でも大人気。名前はみんな知ってます。U18の日本代表に入っていたので、ドラフト会議も注目していた」。現地でも新聞や雑誌の記事で紹介されているという。

 この日、井口監督は安田の4番三塁スタメン出場を明言。ラミゴ側は、呉記者が「台湾の(パドレス)牧田」と話すアンダースロー黄子朋投手が先発予定だ。安田は「長打力が強み。明日1本出るか分からないですけど、しっかり自分のスイングをします」。熱いまなざしは今日、そのバットに注がれる。【鎌田良美】