ロッテの河合克美新オーナー代行(65)が6日、本拠地ZOZOマリンスタジアムを訪れ、巨人とのオープン戦前に井口監督や選手らの前で訓示を行った。

 河合オーナー代行は試合開始前に取材に応じ「我々はロッテグループとして全面的にバックアップします。球団はグループのブランドイメージを引っ張るシンボルなので、一緒になって頑張ろうという話をしました」と話した。

 井口監督とも以前から面識があり「できるだけ情報共有をして、みんながフラットに話せる球団を目指そう。例えば選手側から要望があったときに、同じテーブルに上げてみんなで話そう」と話したという。

 今後、戦力補強も含めたバックアップをあらためて約束。「我々、お菓子やアイスを扱うメーカーは、お客さまに夢を提供する。チームというのは、夢プラス勇気を提供できる。夢と勇気を提供できるブランドをつくっていきたい。これが私の抱負であり、チームの抱負でもあります」と結んだ。

 ロッテは重光昭夫前オーナー代行(63)が、韓国の国政介入事件に絡み贈賄罪でソウル中央地裁から実刑判決を受けて収監され、代表権とオーナー代行職を返上。2月23日に河合氏が代表取締役オーナー代行に就任した。