巨人高橋監督が、1番坂本勇+3番ゲレーロのプランを描いた。12日、大分へ移動し、今日13日からのソフトバンク戦へ調整。6試合連続3番で出場中のゲレーロについて「走れるからね。一塁到達だけじゃなく、一塁からその先というのもある。初回に必ず打席が回ってくるし、いい打者の打席が増えるのは大事」との見解を示した。当初は4番候補だったが積極的な走塁も評価され、3番の適応力も認められた。

 助っ人が3番に座れば、坂本勇が切り込み隊長になれる。「1発があれば相手の投手は嫌。1番を打ちたい選手は心理としてあまりいないかもしれない。負担をかけるかもしれないが、年じゃないし、チームの顔だから」。主将は下半身のコンディション不良で4日のヤクルト戦から別メニュー調整だが14日からのソフトバンク戦に合流する見込み。オーダーを試すチャンスはある。ゲレーロも「置かれたところでベストを尽くす」と受け入れる構えだ。