ヤクルト先発の新外国人デーブ・ハフ投手(33=韓国LG)が、5回を44球で2安打無失点に抑えた。直球とカットボールを軸にコーナーに丁寧に投げ分け、阪神打線を打たせて取った。韓国時代にも対戦経験のある阪神ロサリオも2打席無安打に封じるなど、安定した投球で開幕ローテーション入りを決定づけた。

 球数の少なさに、降板後にブルペンで追加の投げ込みも実施した。「5回で44球は良かった。毎回そういう形で終わらせたいと思っている。(降板後の)ブルペンでは2回ぐらいをイメージして投げた。技術的にもう少ししっかりしないといけない」と反省した。