日本ハムの超重量打線が西武菊池に封じられた。2番に長距離砲の横尾、7番には昨季15本塁打の大田を据えた。

 しかし、返り討ちにあった。得点は6回レアードの1号2ランのみ。菊池が波に乗る前にワンチャンスで複数得点を狙った布陣は不発に終わった。

 ただ、栗山英樹監督は「普通にやったって面白くない」と、覚悟は決めている。チームとしては近年ではまれな攻撃力の高い戦力構成。たった1試合で図ることの出来ない力は秘めている。「こっちは戦略を持って前に進むだけ。それが機能しなければ、こっちの責任だ」。