西武打線が好調だ。15安打11得点の前日に続く2ケタ11安打で快勝した。2連勝で、早くも開幕カード勝ち越し。まだ2試合とはいえ、単独首位に立った。

 日本ハム先発は、新顔のマルティネス。チェンジアップ、カットの精度が素晴らしく、4回まで0に抑えられた。5回、先頭の7番外崎が四球で出塁。来日5年目で初めて8番に入ったメヒアが左前打で続き、金子侑の犠打で1死二、三塁をつくった。ここで、1番秋山が犠飛を放ち、均衡を破った。

 辻発彦監督は「良いピッチャー。なかなか、点が取れなかったが、最初のチャンスで点を取れた」と評価した。

 6回には浅村が1号ソロ。7回は源田が適時打。9回には、秋山の適時二塁打と、山川のダメ押し1号3ランで4点を奪った。

 強力打線を印象づける勝利だが、辻監督は「欲を言えば、6回の浅村のホームランの後、連打が出ていれば良かった」と指摘。浅村のソロの後、無死満塁をつくったが、後続が倒れた。勝っても、気を抜くことはなかった。