巨人岡本和真内野手(21)が今季1号本塁打を含む、4打数4安打5打点と仁王立ちした。

 2回1死、阪神藤浪の152キロ直球をはじき返し、センター前へ。ベンチの阿部からも拍手を送られた。4点を追う3回2死二、三塁では外角スライダーをセンター前にはじき返し、オープン戦打点王の好調ぶりを示した。6回にも左前打でプロ初の猛打賞をたたき出した。

 仕上げは1点リードの8回2死一、二塁。阪神藤川のフォークを捉え、左中間席奥深くに運んだ。「狙ってない。勝手に反応した。感触は良かったです。久しぶりに1軍(の公式戦)で本塁打を打てたので素直にうれしかった」と振り返った。