西武が12球団トップで今季10勝目を挙げた。

 先発菊池が初回に3点を先制された。だが、直後の2回、打線がつながった。先頭山川が4号ソロ。炭谷の2点適時二塁打で同点。さらに、源田が2点適時二塁打を放ち、勝ち越した。3回には、相手のバッテリーエラーで1点を追加した。

 菊池は6回にも2点を失ったが、リードを保って降板。6回7安打5失点で、開幕からの自身の連勝を3に伸ばした。

 辻発彦監督は「則本が相手。3点取られてきつかったが、その後、点を取ったから。山川の、いきなりのホームランで行けるという空気にさせてくれた」と、2回の反撃を振り返った。

 菊池については「途中、逆転してくれて、本人も気持ちが入って良かったんだけど、その後、また直球がいまいちになっていた」と話した。