巨人アレックス・ゲレーロ外野手が待望の今季第1号を放った。7回無死、広島ジョンソンの内角への139キロ直球を完璧に捉え、左翼席の深い位置まで運んだ。昨季セ・リーグ本塁打王の14試合、60打席目での1発が生まれた。

 打った直後は一塁ベンチへ鬼の形相を向け、バットをたたきつけた。それでも「やっと打てたよ」と笑顔。「(インコースのストレートに)腕をたたんで、うまく打つことができました」と話した。