ヤクルトが延長12回でサヨナラ負けを喫し、4連敗で借金は2にふくらんだ。4点リードの6回、広岡の悪送球が絡んでピンチを招いて3失点。9回には守護神カラシティーが2死からの2連打で同点を許すと、延長12回には風張が同じく2死からの2連打で決勝打を食らった。打線は9回1死満塁など終盤に好機をつくったが、あと1本が出なかった。

 小川淳司監督(60)は「もったいない。あそこまでいって。チャンスをものにできなかったからこういう結果になった。ミスから3点。失点している時はミスが絡んでいる。その辺をしっかりやらないといけない」と厳しい表情。広岡は「(6回の悪送球は)高めに抜けるのが嫌で低めにとワンバウンドを投げたけど、中途半端になって申し訳ない。僅差になった時は守備が大事になるとあらためて感じました」と反省した。