19日の阪神戦(ナゴヤドーム)で7回2失点、123球を投げ抜きながら2敗目を喫した中日松坂大輔投手(37)は、20日の広島戦(ナゴヤドーム)の試合前練習に元気な姿を見せた。この日は、アップのあと、外野フェンス沿いに30分ほどジョギングして体をほぐし、その後に朝倉投手コーチを相手に15分ほどキャッチボールを行った。

 「久しぶりに肩が張っているなって感じです。悪い張りじゃないです。(負けたから)心地よさはない。でも(肩が)こういう張り方をしてくれたんだと思ってます。(懐かしい張りか、と問われ)そうですね。昨日は終わってから、次の日にどう反動がでるか心配した。朝起きたときには肩を動かすのを気をつけました。予想した悪い張り方じゃなくて安心しました」と、笑みものぞかせた。

 また19日に降板直前につったような感じになった左足については「大丈夫です」と話した。

 松坂は20日に出場選手登録を抹消された。右肩の状況をみながら、最短で再登録が可能な30日DeNA戦(ナゴヤドーム)で今季3度目の先発マウンドに上がる予定だ。