DeNAが今季初の4連敗を喫した。3-3で迎えた9回に守護神・山崎が代打エルドレッドに1発を献上。首位広島とのゲーム差は2・5に広がった。

 首位攻防戦で3連敗となったが、アレックス・ラミレス監督は被弾した山崎を責めることなく「(山崎の)状態は全く問題なかったと思う。野球では起こり得ること。仕方がない。下を向かず、前を向いていくしかない。試合としてはいい試合。いい野球を続けていければ」と切り替えを強調した。

 敗戦の中でも、打線に光明はあった。「2番二塁」で初めてスタメンに抜てきしたドラフト7位の宮本は、初回の2号ソロを含む2安打をマーク。起用に応えたルーキーの活躍に目を細め、「次の(スタメン起用の)可能性を無視することは出来ないかな、と思う」と話した。