中日京田陽太内野手(24)が29日、出身の能美市観光大使の委託状を、同市・井手敏朗市長から手渡された。

 「観光大使に選ばれ光栄です。より一層がんばります」と京田。また自身の名前が入った観光大使の名刺を受け取り「名刺を使うのは初めて。どんどん能美市をアピールします。大事な役目ですから、まず中日の選手に、他の球団にもアピールします」と笑顔で話した。同観光大使就任期間は、今年5月1日から21年4月30日まで。同市の名誉観光大使にはヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏が就任している。

 5月9日には地元・金沢でヤクルト戦が控える。「正直言って、一番緊張する試合。ガチガチになりながらもがんばります。石川県の人に元気を与えられたらいいですね」と、地元凱旋(がいせん)への抱負も語った。