阪神ウィリン・ロサリオ内野手(29)が決勝の2号2ランを放った。

 延長10回、1死一塁から広島一岡が投じた146キロの高めの直球を振り抜いた。打球はきれいな放物線を描き、左翼スタンドに飛び込んだ。開幕3戦目の4月1日巨人戦以来の本塁打。勝利を決定づけた自身の一打に喜びを爆発させた。

 「チームを勝利に導くことができて本当によかったなと思いますし、なんとかチームのために、勝利のために頑張った結果が出て本当によかったなと思います」。4月終盤から調子を上げつつある助っ人。この日の一発を機に、大暴れに期待だ。