右ふくらはぎを痛めている日本ハム近藤健介捕手(24)が、今日1日に出場選手登録を抹消される。4月30日ロッテ戦後、栗山監督が「1回(登録抹消して)状態をきちんとしてからがいい」と話した。同28日同戦の2回の守備で、本塁へ送球した際に患部を負傷。都内の病院で検査を受けて「右腓腹(ひふく)筋の軽度の筋挫傷」と診断されていた。

 打線に欠かせない主軸だからこそ、万全を期すことになった。近藤は「これくらいなら自分は出来る、と言ったんですけど、監督の判断です」と話した。無理をすれば試合出場も可能なレベルとみられるが、初めて痛めた箇所だけに、長いシーズンを見据えて完治を優先させる。今後は1軍に同行しながらリハビリを続ける予定。今季も打撃好調で、23試合出場で打率3割9分2厘は両リーグ1位。積極的休養で早期復帰を目指す。