巨人アレックス・ゲレーロ外野手(31)が得点圏でついに目覚めた。1点を追う3回2死二塁、オリックス先発ディクソンの高め直球を左中間に運び、適時二塁打とした。5月6日のDeNA戦以来の適時打となった。

 一時の不調から抜け出しつつあるが、得点圏では結果が出ず、18打席連続ノーヒットが続き、得点圏打率はこの打席前まで2割3分2厘に落ち込んでいた。19打席ぶりの快音だった。「チャンスで回ってきた打席で自分のスイングで打つことができた。同点に追いつけて良かったよ」と振り返った。