DeNA今永昇太投手が、ソフトバンク打線に打ちのめされた。

 2軍再調整明けとなった一戦。「ボール自体はそんなに悪くなかった」と、初回は3者凡退に抑えた。だが、2回につかまり2発4失点。3回にも2ランを浴び3回6失点で降板した。「カウントをとりにいった球を打たれてしまった。まだまだ実力がない」と悔やんだ。

 昨年の日本シリーズ以来となったソフトバンクとの対戦。同シリーズでは第2戦、6戦で先発マウンドを託された。いずれも勝利はならなかったが、2試合連続2桁奪三振は日本ハム時代のダルビッシュ以来の快投を披露していた場所だった。しかし今季未勝利で3敗目。開幕から不安定な投球が続き「序盤に大量失点してチームの士気を下げてしまった。明日があるか分からない状況の中でこういう投球が続いている。結果を出すしかない」と必死に前を向いた。