西武山川穂高内野手が2本塁打を放った。1点を追う3回2死一塁、阪神小野が投じた2球目、150キロの直球を捉え右方向へ15号2ラン。先輩の意地を見せた。4点を追う7回は、先頭で16号左越えのソロを放った。

 富士大の後輩の阪神小野については「(球が)速かったですね」と振り返った。1試合2発は、4月25日ソフトバンク戦以来30試合ぶりとなる今季2度目。「ここ何日か、自分の形でスイングができる打席が増えてきた。確立されていけば、どんな投手とも勝負できる」と手応えを口にした。一方で、チームの連勝は2で止まり「勝たないと意味がない訳ではないけど。勝たなければ仕方がない」と悔しさをにじませた。