巨人先発の内海哲也投手(36)が、7回7安打2失点とゲームメークした。

 立ち上がりから変化球でカウントを整え、優位に投球を進めた。1、2回は3者凡退に抑えた。

 2点リードの3回、先頭に四球を与えると、2死二塁とし秋山に左前適時打を打たれ、1点を返される。4回には1死から山川に二塁打を許すと、続く外崎に左前適時打を打たれ、同点に追いつかれた。

 5回以降は毎回安打を許すが、要所で粘った。7回2死一塁では、捕手の小林が秋山の二盗を阻止。女房役にも助けられた。

 内海は7回102球、5三振1四球で降板。5月10日阪神戦以来の今季2勝目とはならなかったが、ベテランの意地を見せ「粘り強く投げられました。1人1人勝負していこうと思った。1軍という場所はいつまでもいたいと思える場所なので、1日でも、長くいられるように頑張ります」と現状をかみしめた。