福岡大(九州6大学)が、福井工大(北陸)に無失点リレー負けを喫した。

 チャンスを作るもあと1本が出ず、先発で8回1失点と好投した秋山遼太郎投手(4年=田川)を援護することができなかった。

 楠八重(くすばえ)将哉主将(4年=東福岡)は「いい戦いはできたが、1球に泣いた。野球の怖さを実感した。(点を奪えず)申し訳ない」と頭を下げた。

 チームは秋に向け、再始動する。例年、同大学では今大会を最後に主将を交代し、秋リーグからは新主将がチームを引っ張る。楠八重は「少しでも後輩の力になれるように、サポートしたい。個人的には全国大会で安打を放ったことがないので、また全国に来て打てるように頑張る」と闘志を燃やした。