阪神中谷将大外野手(25)が先制点となる今季3号2ランを放ち、先発した藤浪晋太郎投手(24)の今季初白星をアシストした。

 6回1死二塁、外角高めにきた135キロ直球を振り抜いた。打球は左翼奥にある観覧車に向かって伸びた。左翼スタンドに着弾するのを確認すると、一塁ベースをまわったところで何度も両手をたたいて喜びを爆発させた。

 「晋太郎が頑張っていたし、なんとか打ちたかった。なかなか捉えきれない状況が続いていたところで、甘くなったボールをしっかりと自分のスイングで仕留めることができました」

 藤浪の407日ぶり勝利を呼び込むアーチとなった。