守護神候補の2投手が、神奈川・平塚市内で行われた三菱日立パワーシステムズとのオープン戦に登板し、剛速球でアピールした。

 ドラフト1位候補の東洋大・甲斐野央投手(4年=東洋大姫路)が、1回を無失点で3奪三振。苫小牧駒大・伊藤大海投手(2年=駒大苫小牧)は無死一、二塁から始まるタイブレーク練習の延長10回から登板。2回で2点を失ったが、4三振を奪った。

 ともに、最速はこの試合最速の153キロを計測した。甲斐野は「フォークが良くなかった中で、スライダーで抑えられたのは収穫です」とコメント。伊藤大は「(国際球でも)直球は問題なかったです。(ポジションに)こだわりはないですし、先発でもリリーフでも全力投球でいきます」と話した。